国立病院機構福島病院 臨床工学部門
 
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■臨床工学技士(CE:Clinical Engineer)部門

 
  ■更新情報(2010/2/12)
臨床工学技士通信No.20掲載しました。
  臨床工学技士 1名
取得資格:臨床工学技士(CE:Clinical Engineer)
呼吸療法認定士、透析技術認定士
ME(Medical Engineer)は正式名称ではないのですが、MEの方が通用するので使用しています・・・ところで「CE」って何をする職種か分かりますか?「機械屋」、「なんでも屋」など、いろいろな考え方があるようですが、残念ながら少し違います。CEは「医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作 及び 保守点検を行なう」医療職です。
現在、NICUをメインに活動しています。
■臨床工学技士通信
皆さんに、ME 機器を少しでも身近に、そして安全に接して頂く為に「CE 通信」を発刊しております。各機器のポイントをわかりやすく掲載しておりますので是非ご覧ください。
No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10
No.11 No.12 No.13 No.14 No.15 No.16 No.17 No.18 No.19 No.20
       
生命維持管理装置(特殊治療)&ME機器
<人工呼吸器>
現在31台(11機種:ミレニアム、ハミングV、Infant Flow、ベネット760、ベネット840、e360、オーラス、LTV950、BiPAP Vision、レジェンドエア、パーカッションベンチレーター)の呼吸器を所有し、新生児(超未熟児)から大人まで対応しています。
<血液浄化装置>
当院では新生児から大人まで、CHD、CHDF、CHF、ECUM、PE、DFPP、DHP、LCAP、腹水濾過濃縮を行なう事が可能です。新生児においては、プライミングボリューム 約50mlにてCHD、CHDFを行い、救命しました。
<CFPD(持続注入腹膜透析)>
循環状態に影響を与えず、リスクが低いことから、小児急性腎不全、特に低体重児、未熟児新生児に対する透析法と考えられています。当院でも行なっています。
<脳低温療法>
脳が障害を受けた際に、その障害が進行することを防止する為、人為的に脳の温度を若干低めの32℃~33℃に維持する療法も行なっています。
<NO(一酸化窒素)吸入療法>
先天性疾患に伴う肺高血圧症や新生児遷延性肺高血圧症(PPHN)などの疾患に対して、NOを肺から吸入させて選択的に肺血管拡張作用を施す療法です。年平均4~5症例を行っています。
<経皮的心肺補助循環法>
PCPS
(Percutaneous Cardiopulmanary Support)は動脈-静脈バイパスで、流量補助と圧力補助により心臓と肺の血液酸素化能のみを補助する装置です。
<生体情報モニター>
心電図モニターは、心臓の収縮・弛緩に先立って生じる細胞膜の小さな電気的変化を捉え増幅して表示するものです。心拍数の変化、不整脈や心筋虚血の有無などを、長時間にわたり監視するME機器です。
<除細動器>
電気ショックは、直接心臓に接触させるか、または間接的に胸壁に接触させた電極を通じて心臓に通電し、心房性・心室性不整脈を改善させるME機器です。

<低酸素吸入療法>
肺血流増加を伴う先天性心疾患に対し、肺血管抵抗を上昇させ、肺血流量と体血流量のバランスを適正に近づけるために行います。生体には不活性である医療用窒素(N2)を使用して酸素濃度を低下させ、ガス換気する治療法です。

<輸液ポンプ&シリンジポンプ>
稼働率から適正台数を算出して中央保守管理しています。所有台数は輸液ポンプ44台、シリンジポンプ81台ですが、平均稼働率はかなり高い状況です。

<AED(自動体外式除細動器>
AEDを4ヶ所に設置。4ヶ所全てに、大人はもちろんのこと小児にも対応出来るように、成人用・小児用パット、成人用・小児用ポケットマスク、AED救急セットをケース内に収納しています。また病院スタッフの定期的研修を行い、一秒でも早い対応を心がけております。

ME機器保守点検
<輸液ポンプ・シリンジポンプの定期点検に使用 Infutest2000:流量テスタ>
輸液ポンプ・シリンジポンプの流量・閉塞圧の点検に使用。患者様が常に安全性の高い機器が使用で出来るよう定期点検を行っております。また点検結果のデーターは当院オリジナルファイルにて保存しております。
  例:輸液ポンプを流量テスタで点検
                           
               
                    当院オリジナルファイルにて
データ保存
                               
<人工呼吸器の使用前点検とメンテナンス後に使用
                                      PF300と圧力計・換気量計・酸素濃度測定計>
PF300は主にNICUで使用している人工呼吸器(ハミングV、ミレニアム、e360)の使用前点検に使用。しっかり点検した人工呼吸器を常に患者様に提供しています。
               
               
  PF300とデーター管理PC 圧力計・換気量計・酸素濃度計 メンテナンス  
     
<閉鎖式保育器の定期点検に使用 ATOM保育器用シュミレーター>
メーカーサービスマンも使用している同一のシュミレーターを使い、アトム製保育器を定期点検しています。また保育器に付いているSpO2モニターも専用シュミレーターにて動作確認しています。
ATOM保育器シュミレーターとマシモSpO2シュミレーター
   
<漏れ電流チェッカとマルチテスタ>
漏れ電流チェッカにて患者様が使用するME機器の正常状態と単一故障状態を擬似的に作り、接地漏れ電流・外装漏れ電流などを測定。またマルチテスタにて通電チェック・抵抗測定などを行い、患者様が使用される前に機器の異常を発見する様、点検を行っております。
漏れ電流チェッカとマルチテスタ
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