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わたしたちのケアしている赤ちゃん
  生まれたあと、お母さん・お父さんのもとで一緒に生活のできない赤ちゃんのサポートをしております。
例えば生まれたときの体重が2300gに満たない低出生体重の赤ちゃんや、在胎週数が36週未満の赤ちゃん、生後早期から治療が必要な赤ちゃんが私たち専門チームによる医療や看護のケアの対象です。

しかし、当院には心臓疾患、脳外科疾患に対する専門チームがまだおりませんので、場合によっては他の新生児専門病院に依頼・搬送させていただくこともあります。
平成17年は、112名の赤ちゃんのサポートをさせていただきました。在胎週数は24週から41週、体重は400gから4kg台までの赤ちゃんたちでした。
   
産前訪問
  妊娠や出産はお母さんにとってたくさんのエネルギーを必要とし、そのなかでお母さんは毎日を過ごしています。そんなとき、お母さん自身予想もしなかったことから妊娠継続が不可能になり予定日より早く出産をしなければならないことがあります。
入院による不安・安静・点滴等のストレスに加え、我が子がどんなところに入院するのか更に不安によるストレスが増大します。また赤ちゃんがお母さんのおなかにいるうちに検査の結果、生まれた後での入院や治療が必要とわかることもあります。

そのようなお母さんのために、産前訪問を行っています。
お母さんが説明を希望されて気持ちが落ち着いているときに、私たちNICUのスタッフがおうかがいし、赤ちゃんがどんなところでどんなふうに過ごすのか写真や絵を用いてお話します。また、可能なら出生まえにNICUにおこしいただくこともできます。
   
母乳推進
  当院では母乳中心の栄養をすすめています。
赤ちゃんにとって母乳は、免疫・栄養そして母子関係にとても大きなメリットがあります。
母乳は、NICUに入院を余儀なくされた赤ちゃんとお母さんをつなぐかけがえのないもので、大切な栄養源です。赤ちゃんに大切な母乳を継続して飲んでもらうために、当院では母乳育児支援のための取り組みを行っています。
母乳分泌を維持するうえで、こまったり・悩んだりしたときには、私たちスタッフに気兼ねなく声をかけてください。
   
カンガルーケア
  入院中の赤ちゃんが、お母さん・お父さんともっと近くに感じあえるよう、カンガルーケアという抱っこの方法があります。これは、肌が直接ふれあうようにお母さん・お父さんの胸に赤ちゃんをはだかのまま抱っこするものです。その姿がカンガルーを連想させることから“カンガルーケア”と言われます。お母さん、お父さん、全身で赤ちゃんのぬくもりやそのたくましさを感じてください。
ほっと、心やすらぐひと時です。赤ちゃんもお母さんやお父さんを感じることができ、呼吸も落ち着きます。
   
タッチケア
  赤ちゃんとのコミュニケーションを大切にしています。
保育器に入っている赤ちゃんでも、初めての面会から赤ちゃんに触れてスキンシップを図っていただいています。赤ちゃんの情緒安定や睡眠増加などに効果があると言われています。
   
面会ノート
  赤ちゃんが入院したら、ご両親にお好きな面会ノートをお持ちいただいています。面会ノートにはスタッフが日々の成長を記入したり、スナップを貼ったりしてご両親に赤ちゃんの様子お知らせしています。お父さんやお母さんは赤ちゃんへのメッセージを綴ったりもしています。また、ご両親とスタッフのコミュニケーションの手段としても活用されています。退院するときには、立派な入院中の育児日記となるものです。
   
24時間面会
  赤ちゃんが生まれて状態が落ち着いた後は、面会できます。ご両親は24時間いつでも会うことができ、ご両親と一緒でしたらおじいちゃん、おばあちゃんも24時間面会できます。その他のご家族は窓越しでの面会ができます。病院から遠く離れたお住まいからでも、赤ちゃんにいつでも会えます。そして赤ちゃんはいつでも、お母さんやお父さん、そして家族の方々を待っています。
たくさんの時間を赤ちゃんと一緒にお過ごしください。
   
医療給付制度
  NICUに入院している赤ちゃんの医療費の給付制度があります。 当院は養育医療および育成医療の指定医療機関となっています。出生体重が2000g以下の低出生体重児および医師の判断により適応される「養育医療給付制度」があり、適時制度を利用します。ご相談のある方はスタッフにお知らせください。

独立行政法人国立病院機構福島病院
〒962-8507 福島県須賀川市芦田塚13番地 TEL.0248-75-2131(代表)/FAX.0248-76-2382