福島病院附属看護学校 教育理念
 
 
   
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   自然界の全ての要素が相互依存関係にあるといわれるなかで、人類は快適な生活を享受している一方、本来なら対策を講ずるべき二酸化炭素排出増加や環境破壊を放置した結果、地球温暖化が進み、大型台風等気候変化による甚大な被害を蒙っています。そこで温室効果ガス排出削減幅について会議が開かれていますが、先進国と新興国の間で、利害が一致せず議論が難航しています。
  他方中国、インド等新興国の急速な経済発展、ハイエナ的投機マネーや米国の住宅バブル崩壊等により世界経済は翻弄され、あおりを受けた国々では不況対策に躍起となっています。
学 校 長
古 川 浩 三 郎  
    さらに自由主義経済の下で停滞したままの後発開発途上国では内戦や紛争が起き、国民が貧困・飢餓・疾病に苦しむ等国家間の格差も生じています。
  国内では高齢少子化社会となり、今後の医療・年金の財源確保、非正規雇用・派遣労働者増加、地域医療崩壊、凶悪犯罪増加等の問題が山積しております。
  このように今、自然・社会が厳しい変化の渦に巻き込まれ、自由に参加でき、生きている意味が感じられる温もりのある地域社会も、不確実で、自分だけの幸せだけを求める極めて競争的な格差社会に取って代わられつつあります。
  このような時だからこそ「生命とは、人生とはそして家族や地域社会とは何か」をさらにその延長上にある「自分を支えてくれている地域社会にどのような貢献ができるか」を真剣に考えなければならないし、思考することにより自分に与えられた使命を悟れるようになるし、また人生の夢も見えてくるはずです。
  夢の実現は、節目、節目において達成すべき成果と方法を明記して立てた中長期的計画を、絶えずより良いものへと修正を繰り返し完成させる必要があります。「誇りと夢は自ら掴め」といわれ、計画に沿って努力しなければならないことは申すまでもありません。
  限りない可能性を秘めた皆さん、「憧れと感動、進取と自立、情熱と挑戦、寛容と愛、そして融和と共生」をモットーに三年間の学校生活の中で、専門職業人となるための行動の規範を培い、揺るぎない飛躍の礎を築き、人と人が強い絆で結ばれ、共に生きる地域社会の再生を見据え、将来夢を実現し地域社会に貢献するために、尊い生命のケアに携わる看護の道に進んではみませんか。
   
   看護は、人々が自ら健康状態をより向上させ、その人らしい生活が送れるように支援することです。ひとりひとりの健康に関するニーズは、多様化しています。患者さんの求めている看護を行うには、必要な情報を提供し、相手の話を聴いて相手の意思を尊重することが大切です。
  本校は、患者様の意思を尊重した科学的根拠に基づいた患者様主体の看護を提供できる看護師の育成を目指しています。
  学生さんひとりひとりが、主体的に自己の能力を発揮させ、今考えている看護への夢を膨らませそれを実現できるように支援します。
 
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